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風俗嬢も確定申告をしたほうがいい?確定申告のメリットと方法を解説
風俗嬢として働く人の中には、確定申告をしたことがない、自分の税金がどうなっているのか分からないと言う人もいるでしょう。確定申告を行わないと、知らず知らずの内に脱税しており、罰則を受けてしまうこともあります。
当記事では、確定申告が必要なケースと確定申告の流れについて詳しく解説します。経費として仕事に必要な美容代や交通費を計上でき、節税にもつながるため、確定申告について正しい知識を身につけておくことをおすすめします。
1.風俗嬢にも確定申告は必要?
1年間の所得を国へ申告するために、収入を得ている方は年末調整または確定申告を行う必要があります。基本的に、風俗嬢も確定申告が求められます。
確定申告とは、正しい所得税や住民税を決定するための手続きであり、1年間の収入や経費、株式の配当金などの儲け、各種税金などを申告します。払いすぎた税金がある場合は、還付金が戻ってくることもあります。確定申告は毎年2月16日から3月15日の期間中に行わなくてはなりません。
出典:国税庁「タックスアンサー(よくある税の質問)No.2020 確定申告」
国税庁の公式サイトでは、確定申告が必要な方として下記の条件をあげています。
確定申告が必要な方 | 補足 |
---|---|
給与所得がある方 | 給与による収入が2,000万円を超える方など ※給与を1か所から受けており年末調整を行っている場合は不要となることが多い |
公的年金等にかかる雑所得のある方 | 公的年金等の収入金額から所得控除を行っても残額がある場合 |
源泉徴収されていない退職所得がある方 | 外国企業から受け取った退職所得などがある方 ※国内企業の場合は源泉徴収されていることが多い |
その他、一定以上の所得がある方 | 上記にあてはまらず、所得に応じた控除を行っても残額がある方 例)山林所得から所得控除を差し引いても残額がある |
企業と雇用契約を結び、給与として収入を得ている方の多くは、確定申告の代わりに会社側で年末調整をしてもらえます。風俗嬢もお店と雇用契約を結び、給与の名目で収入を得ている方であれば、年末調整を行っている可能性があります。
年末調整が行われている場合、確定申告は必要ありません。しかし多くの風俗嬢は、お店から報酬として収入を得ており、自ら確定申告を行う義務が生じます。
仮に給与の名目で収入を得ていても、お店側が年末調整を行っていない場合は、個人による確定申告が必要です。風俗店の他に本業または副業があるなど2か所以上から給与を得ている方も、確定申告の対象となります。
1-1.確定申告をしないとどうなる?
義務がありつつも、所得がある方の中には確定申告を行っていない方もいます。確定申告を行わなかった場合、所得額によっては脱税となりかねません。罰則として本来納付するべき税額以上の金額を徴収されるおそれがあります。
確定申告に関する主な罰則は、下記の2種類です。
1 | 無申告加算税 |
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2月16日から3月15日の期間内に申告を行わなかった場合、50万円までは15%、50万円を超える場合は20%の追加徴税が加算されます。理由を問わないため、故意ではなくとも対象となる罰則です。ただし、税務署の調査前に自主的に申告をすれば5%の加算となります。 |
2 | 過少申告加算税 |
---|---|
所得を少なく申告した場合、10%~15%の過少申告加算税が加算されます。計算間違いや確定申告の方法が分からず無意識に行った場合も対象です。ただし、税務調査が行われる前に自ら修正申告を行った方は加算されません。 |
税務署の調査によって、確定申告をしていないことがばれてしまうケースもあります。高収入を得られる風俗嬢などは、未申告が起こりやすい職業として税務署からも認識されています。発覚してから余分なお金を納めることにならないよう、確定申告はきちんと済ませておきましょう。
2.確定申告をきちんと行うメリット3つ
確定申告は、風俗店の仕事で得た報酬に加えて経費や納めた税金などの計算も行わなければなりません。各項目の算出方法も複雑なため、手間がかかります。
しかし、毎年きちんと行うことで複数のメリットも得られます。風俗嬢が確定申告を行う主なメリットは、下記の3つです。
2-1.節税につながる
確定申告で経費を活用できれば節税効果が期待できます。経費とは、業務目的で発生した支出のことです。
風俗嬢はお客さんから指名を獲得するため、美容や洋服にお金をかけている人も少なくありません。消耗品の購入費なども、業務上必要な経費として認められます。
下記の費用は、経費として認められる可能性があります。
- 仕事で着用する下着代
- 仕事で着用する衣装や靴代
- お店で使用している携帯やパソコンの通信費
- 飲食代やプレゼント代などお客さんとの交際費
- 電車代などの通勤費
- 美容室やエステなど外見を磨くための費用
- 業務のための書籍代
- 事務所の家賃や光熱費
経費計上できる支出は、あくまで業務用に購入したものに限ります。待機やお客さんへの営業活動を自宅で行っている場合は、家賃や光熱費の一部を経費に計上できます。経費に当てはまるのか判断が難しいときは、税務署や税理士などプロに相談しましょう。
2-2.医療費控除が受けられる
風俗嬢の健康を守るには、定期的な性病検査が重要です。確定申告の医療費控除には、性病検査も計上できます。医療費控除とは、年間の医療費が10万円を超える場合に利用できる制度で、他の経費と同じく収入から医療費控除を差し引くことで所得を抑えられます。
勤務先や契約によっては、お店が性病検査費を負担してくれるところもあります。しかし、検査代が完全自己負担となっているお店も多いため、医療費控除は積極的に利用し節税につなげましょう。
2-3.所得証明ができる
確定申告を忘れずに行うと、所得証明が必要となる場面での手続きもスムーズです。たとえば下記の場面で、所得証明の提出が求められることがあります。
- アパートなど賃貸物件の契約時
- 行政へ給付金の申請時
- 行政へ貸付金の申請時
アパートやマンションなど賃貸物件を新たに契約するときは、自分や家族に安定的な収入があるか、賃料支払いの能力があるか審査されます。
他にも行政に給付金や貸付金を申請するとき、収入が条件に含まれている場合は収入証明書の提出が必要です。風俗嬢は、確定申告書が収入証明書として利用できます。
3.風俗嬢が確定申告を行うときの流れ
確定申告は申告書を作成する必要があり、初めは難しく感じてしまう人もいるでしょう。しかし対処法を理解して取り組めば、大きな負担にはなりません。重要なのは、項目ごとの計算を間違えないことと、普段から正しく帳簿を付け準備を進めることです。
風俗嬢の確定申告も、他業種と基本的な内容は同様です。ここでは確定申告の手順を3つのステップに分けて解説します。
3-1.売上と経費を計算する
前準備として、1年間の売上と経費を計算します。確定申告の対象となる期間は、申告時の前年1月1日から12月31日までです。2023年に確定申告する場合は、2022年の1月1日から12月31日までの収支が該当します。
帳簿や報酬の支払明細書、給与明細などを参考に、売上と経費それぞれの合計額を計算しましょう。昼職や他のアルバイトなどと掛け持ちしている方は、風俗嬢以外の収入や経費も加算します。
風俗嬢の多くは現金を手渡しで受け取るため、銀行振込の記録など客観的なデータが残りにくい傾向にあります。支払明細書などもない場合は、個人で毎月の収入をメモしておくことが重要です。
経費を計上するときは、仕事で使ったお金とプライベートで使ったお金を混同しないよう注意しましょう。たとえば、個人用のスマホやパソコンを営業用にも使用している場合、業務として使用している割合に応じた通信費のみが経費となります。使用している時間がプライベートと業務で半々であれば、通信費の全額から50%程度を経費に計上します。
3-2.帳簿を付ける
確定申告は、開業届けの有無や記帳方法によって、青色申告と白色申告のいずれか一方の形式を選びます。青色申告とは、個人事業主として開業届を提出し、複式簿記で帳簿を付けている方のみが選べる申告方法です。開業届を税務署へ提出していない場合は、白色申告を行います。
白色申告の場合、帳簿は簡略的な単式簿記のみで問題ありません。ノートに日々の売上や支出を書き残したものでも、単式簿記として利用できます。
経費の記帳漏れを防ぐには、日々のレシートや領収証の保管が必要です。経費に関する書類や帳簿は5~7年の保管が義務付けられているため、万が一税務調査が入ったときに備えて正しく保管しましょう。
3-3.確定申告を行う
算出した売上や経費などの情報をもとに、確定申告書の各項目を埋めます。確定申告書は全国共通の内容で、申請期間が近付くと管轄の税務署で配布される他、インターネットからダウンロードしたものも利用できます。
確定申告書は、専用の用紙に手書きで記入するか、国税庁のオンラインサービスを利用して記入していくかの2種類の方法で作成します。適正に記入できるか不安な方はオンラインサービスがおすすめです。インターネットを利用した申請なら、項目を正しく埋めれば自動で控除額などを計算してくれます。
また、税務署の記入支援窓口を利用することもできます。職業について詳しく聞かれることはありませんが、窓口は非常に混み合うため、計画的に利用するようにしましょう。
まとめ
風俗嬢として働いていて、お店で年末調整が行われていないという人は、基本的に確定申告をする必要があります。確定申告では1年間の収入を申告し、税金を支払ったり、払いすぎた税金を還付してもらったりします。節税や収入証明にもつながるため、風俗嬢にとっても確定申告を行うメリットは大きいでしょう。
確定申告は、毎年2月16日から3月15日までの間に、前年分を申告します。売上や経費を計算し、申告書類を作成・提出する必要があるため、常日頃から帳簿をつけたり経費となる買い物の領収書を保管したりするように習慣づけておきましょう。