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風俗の素股とは?正しいやり方・4つの体位別のコツ・リスク対策

素股はデリヘルやホテヘルなどの風俗店で行われる基本プレイの1つであり、お客さんの満足度を左右する重要なサービスです。これから風俗で働く人の中には、素股という用語を初めて聞く人もいるのではないでしょうか。

この記事では素股の基本知識から、代表的な4つの体位別のコツ、素股を行う際の注意点までを解説します。素股について「なんとなくイメージができる」という人も、改めて正しい素股のやり方やテクニックを確認してください。

1.素股とは?マンズリとの違いも

素股とは、女性の股や手などを使って、男性に疑似挿入感を与えるプレイです。風俗では本番行為が禁止されているため、挿入行為はできません。その代わりに、挿入しているような快感を味わえる素股は、ホテヘル・デリヘルなどの性感ヘルスの基本サービスとして提供されています。

素股と似たプレイに「マンズリ」があります。マンズリは女性器と男性器をこすり合わせるプレイであり、素股との違いは「粘膜同士が触れ合うかどうか」「手を添えるかどうか」です。マンズリを行う際は、コンドームなしで粘膜を密着させることもあるため、素股に比べて妊娠や性病感染のリスクが高いと言われています。

素股とマンズリは異なるプレイであるものの、お店やお客さんによっては素股とマンズリを混同していたり、マンズリを素股と呼んだりしていることもあります。働く前に、お店のスタッフにサービス内容や素股のやり方を確認しておきましょう。また、お客さんからしつこくマンズリを求められた際は、うまくかわすか、きっぱりと断ることが大切です。

2.素股のやり方|4つの体位別のコツも!

素股は、セックスと同じ体位で男性器に手を添え、腰や手を動かし摩擦します。単純なプレイではあるものの、慣れるまではお客さんを気持ちよくできないこともあります。素股を行う際は次の3つの点を意識するとよいでしょう。

  • キス・全身リップ・フェラなどで男性を勃起させ射精感を高めておく
  • ローションを多めに使って粘膜のような感触を作る
  • 性器に添えた手を離さず腰の動きに合わせて刺激する

以下では、素股のコツを4つの代表的な体位別に紹介します。

2-1.正常位

正常位は、仰向けになり開脚した女性に、男性が覆いかぶさる体位です。最もポピュラーなセックスの体位である正常位は、素股の体位としても人気があります。

プレイを行う際は、お腹の上で男性器を包み込むように両手で握り、男性の動きに合わせて握る力や手の動きに強弱を付けるとよいでしょう。あらかじめ手・男性器・お腹をローションでぬるぬるにしておくことも大切です。

正常位は、男性が主導権を握るプレイであるため、興奮して暴走したお客さんが挿入しようとすることがあります。挿入されそうになった場合は、腰の位置をずらしたり、自分の手で女性器をガードしたりしましょう。

2-2.騎乗位

騎乗位は、仰向けに寝そべった男性に女性がまたがる体位です。騎乗位の素股は、視覚的に本当に挿入しているような感覚を与えやすいだけでなく、女性がリードできるプレイであるため、挿入のリスクを減らすことができます。

騎乗位の素股を行う際は、男性器にローションを塗った後、腰を落としながら、お尻の割れ目と手で作った隙間に男性器を挿入します。プレイ中、手はピースサインの形にし、指の股の部分で男性器を挟み込むと手を動かしやすいでしょう。

なお、男性器をお腹側で擦る方法もありますが、性器の接触を避けたり、男性器に重みをかけないようにしたりと、高度なテクニックが求められるため初心者にはおすすめできません。

2-3.対面座位

対面座位は、座った男性に女性がまたがる体位です。抱き合うような姿勢となるため、密着度が高く、恋人同士のような雰囲気のプレイで行われるという特徴があります。

対面剤の素股を行う際は、身体の間で男性器を手で握り刺激します。テクニックはいわゆる「手コキ」とほぼ変わらないため、抱き合ってキスしたり耳もとであえぎ声を出したりして、セックスしているような雰囲気を出すことがコツです。

対面座位は、やや高度なテクニックが必要であるものの、男性が身動きを取りにくく女性がリードしやすい体位であるというメリットがあります。

2-4.後背位(バック)

後背位(バック)は、男性が女性に後ろから覆いかぶさる体位です。女性が四つん這いになるスタイルが一般的ですが、「寝バック」「立ちバック(背面立位)」などバリエーションも豊富にあります。

後背位で素股を行う際は、男性器を太ももで挟み、手を添えて前後に動かします。男性が主体となって動くことが多いため、無理やりまたは誤って挿入されるリスクも少なくありません。男性器がずれないようにしっかりとポジションを維持するほか、動きが激しくなってきたときは手で女性器をガードすることがコツです。

3.素股にまつわる4つの注意点

素股はヘルスなどの風俗では避けられない主要なプレイです。同時に、暴走したお客さんから無理やり挿入されたり、性器同士が接触したりするリスクのあるプレイでもあります。風俗で働く多くの女性は、安全対策を取りながらプレイを行っています。

ここでは、素股に関する4つの注意点を紹介します。

3-1.妊娠のリスク

素股では挿入は行わないものの、コンドームを装着しないことが多いため、妊娠の可能性はゼロではありません。

たとえば、射精したお客さんの精液が女性器にかかったり、垂れたりすることがあります。また精液だけでなく、勃起した男性期から出るカウパー腺液という透明な粘液にも微量の精液が含まれているため、体液などと混ざって膣内に入ってしまう危険性があると言われています。

プレイ中は粘膜接触を避けたり、射精の向きをコントロールしたりすることが大切です。また、ローションを多めに使うことで粘液や精液を多少ガードできると言われています。さらに、風俗で働く人の中には、望まない妊娠を防ぐため、低用量ピル(経口避妊薬)を服用する人もいます。

3-2.性病感染のリスク

素股を行う際は、粘膜同士や粘膜と粘液が触れ合うため、性感染症にかかるリスクがあります。お店の方針で素股として「マンズリ」を行う場合は、特に注意が必要でしょう。

性病のリスクを減らすためには、お客さんにコンドームを付けてもらうことがおすすめです。しかしサービスの性質上、コンドームなしの素股が必須である場合は、定期的に性病検査を受けることが大切です。

3-3.生理中の素股

女性器への接触がない素股は、生理中でもできるのではないかと考える人もいるでしょう。しかし、生理中の素股は避けることをおすすめします。

生理中の膣は非常にデリケートであり、感染症にかかりやすい状態です。挿入をしない場合も、体液の付着などにより菌が侵入する可能性があります。さらに、生理痛や貧血などを起こしやすいため、無理して働くことは避けましょう。

また、膣に海綿を入れて仕事をする人もいますが、経血やニオイが漏れる可能性はゼロではありません。

3-4.挿入への対策

風俗では挿入行為が禁止されているものの、素股をする際は性器同士が非常に近くにあるため、強引に挿入されたり、誤って挿入したりするケースがないとは言い切れません。また、多くのお客さんは「あわよくば挿入したい」と考えています。

可能な限り、騎乗位や対面座位などの女性が主導権を握れる体位でプレイを行い、男性器に手を添えて離さないようにしましょう。お客さんが挿入する動きをした場合は、「ダメ」「嫌」などと言いながら笑顔で拒否し、お客さんがしつこく挿入を迫る場合(本番強要)や強引に挿入された場合は、「お店に連絡します」といってプレイを中断して構いません。

まとめ

素股は、女性の股や手で男性器を刺激し、挿入感を与える疑似本番プレイです。性感ヘルスの基本プレイに含まれており、性器同士をこすり合わせる「マンズリ」と混同されることもあります。

素股には、テクニックが必要であるため、最初はキスや全身リップなどのプレイで射精感を高めた後に行うことがおすすめです。さらに、複数の体位の素股をできるようになるとお客さんの満足度も高まるでしょう。

ただし、素股には、妊娠・性病感染・挿入などのリスクがあるため注意が必要です。また、生理中の素股もできるだけ避けましょう。

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